東京都杉並区にて内装天井・外壁塗装〈古民家改修工事〉
2025/01/10
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
今回は、築60年以上の古民家の改修工事をご依頼頂きました。
新しくサウナ室を作られたため、その部屋の天井に加え、外壁塗装も行いました。
本来は、サウナ室の塗装は湿気ですぐに劣化してしまうため、コストパフォーマンス面ではあまり推奨できません。
お客様の塗装のご要望にあたっては、それをお伝えして、ご納得いただいての施工となりました。
施工前
施工前のサウナ室内装と、外壁の写真です。
60年という築年数に反して綺麗な外観ですが、塗装を施すことでより長くお家を守ることができます。
施工中
内装塗装
下塗り
最初の下塗りの途中段階です。
黒い塗料が下塗り材で、下地と塗料とを強く密着させるために必要な層です。
下地処理
はじめに下地用のパテを使い、穴や建材同士の繋ぎ目の凹凸を埋めます。
最初は凹凸をしっかり埋めることが必要なため、こちらのパテは少し固めに用意します。
硬化したら、やすり紙で表面を平滑に整えます。
先ほどのパテと違い、仕上げ用のパテでもう一度処理します。
内装塗装において塗装と同等に重要な工程ですので、下地処理といえど何よりも気を遣って行います。
表面が可能なかぎり平滑になるよう繰り返します。
中塗り・上塗り
いよいよ塗装です。
色がつけば何でもいいわけでは決してなく、お客様のご希望・空間サイズ・環境条件などを考慮して塗料を選びます。
今回は、内装に適した無害無臭の塗料を使います。
外壁塗装と同様、内装においても3回塗りは必須です。
上塗り後の仕上がりは、このように適度なつや感を保ったマットです。
ピュアブラックでサウナ室の空間が引き締まりました。
外壁塗装
下塗り
まずは下塗りです。
いきなり外壁に塗装をしても密着力が不十分で、後々、気泡・剥がれなどが起こってしまいます。
一度の施工で効果を長続きさせるため、外から見えない層にも手を抜かないことが大切です。
中塗り・上塗り
内装と同じく、黒で全面を覆っていきます。
使用しておりますのは「水性セラミシリコン」という塗料です。
塵がつきにくく、紫外線に対してもかなり強い抵抗力を持ち、強靭な塗膜が長持ちします。
完工
今回は3日で施工完了致しました。
外壁・内装ともに黒が基調となり、古民家ではありながらもお洒落な佇まいとなりました。
担当者のコメント
古民家改修は近年注目されてきています。
築年数の長いお家ほど、紫外線や雨風、カビなどから塗装で保護してあげることが大切です。
機能性のみならず、お色をがらりと変えれば、新鮮な気分で暮らしを始められます。
塗装に関することなら、石崎美装がどんなことでもサポート致します。